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ジェネ仲間のリアルイベントレポート

2021年10月・11月に行われた Feel度Walk

· おっちゃん「みつかる」記録帳

10月31日(日)福島・郡山開成山公園 Feel度Walk

2022年3月の「ジェネレーターいらっしゃい」に登場予定の菊池南央さんが、地元郡山の仲間を集めて Feel度Walkを行いました。菊地さんは小学校の先生ですが、今回は、遊び仲間や知り合いの親子、友人の先生たちを集めて、垣根を超えて大人たちと子どもたちがゆるやかに過ごす場づくりのための Feel度Walkを企画しました。

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会場に参加者が集ったとき、大人も子どもも、お昼を何時にどこで食べるかも決まっていないし、そもそもお弁当を持ってきていない。あてもなく歩くと言われてもいったいどうなることやらと不安な雰囲気に満ちていました。

しかし、おっちゃんジェネレーターの「何も決まってないからワクワクしますよね。今日は思いっきりなんとなく感じたことをとりあえず写真に撮って、あてもなく歩く時間にひたりましょう!」という声を聞いた途端、みんながゆるみました。「○○しなさい、○○しなければならない」という日常にどっぷりつかっている毎日から解放されるのもいいかもなという気持ちになったのでしょう。こうして大人も子どももスーパーフラットに関わりあって、無邪気にぶらぶらする旅が始まりました。

「なんで木の真ん中にこんな穴があくんだ???」

「カモにあんなにきれいな青い羽が隠れてるなんて……」

「何本もの木が複雑にからみあうことがあるんだね」

ちょっとした不思議や面白いことが、実は身の回りに満ちていることに気づき、どんどん感度が高まってゆくのを実感しながら歩きます。

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会場に戻ってきたら大人も子どもも「発見したこと」を模造紙に描きます。好き勝手に自分の書きたい方向から描くこのマップを、見た目がめためた、でもいろんな人の目があるから「目他」、さらにそこには不思議の芽がたくさん潜んでいるので「芽多」、なので「メタメタマップ」と呼びます。

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メタメタマップができあがったら、みんなでそれぞれの発見を愛であいます。このときには、朝の緊張感も、よそよそしさもどこかに吹き飛び、みんなが仲間になっていました。

参加した親子からは者からはこんなフィードバックをいただきました。

いんやぁー、おんもしろいものと出逢った感じ!!楽しかったです!なによりも、息子がこんなにハマるとは!今まで参加したイベントの中で一番楽しかった!٩( 'ω' )ﻭって言ってたもんなぁー!ステキな企画ありがとうございました」

娘もよほど楽しかったようで、帰りにもう一度、発見したことを説明してくれました」

こうして福島にゆるりと豊かなときを過ごす Feel度Walker コミュニティが誕生しました。

11月1日(月)福島・会津若松ザベリオ学園小学校 Feel度Walk

郡山の翌日は、菊地さんの勤務校である会津若松ザベリオ学園小学校の4年生のクラスで Feel度Walk をしました。総合学習の授業での実践です。学校から歩いて10分ほどの会津鶴ヶ城の中をあてもなく歩いて、なんとなく気になるものを求めて探検しました。

彼らにとっては勝手知ったる、何度も訪れたことのあるところ。いったいそこで新しい何かがみつかるのか半信半疑でスタート。

でも Feelする温度が熱くなってきて、角度が360度に広がってあちこち見てまわって、歩く速度がゆっくりになってじっくり眺めてみると、知ってるはずだと思ったところでいろいろみつかるのでだんだん子どもたちは乗ってきます。

2人1組でタブレットで写真を撮りながら、自由にあちこち歩きまわる姿は、立派な Feel度 Walker でした。

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教室に戻ってきたら郡山のときと同様、模造紙を取り囲んで、なんとなく気になった「発見」をそれぞれが描いて、メタメタマップづくりです。

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撮った写真を見直して、みんな楽しそうに、イキイキと発見を描いてゆきました。最後は、その発見を一人ずつ全員発表。自分の発見を誰もが素直に語っていたのが印象的でした。

いつもは自主学習ノートなどやってこない子がこれから Feel度Walkを続けてゆこうと言い始めたり、教科の学びではいまひとつの子が Feel度Walkからのマップづくりを面白がってくれたり、学びの面白さに気づく体験になったようです。

また、子どもたちどうしが勝手に「できるーできない」の引け目を抱いて、それぞれがそれぞれの思いを素直に口にできる機会がどうしても生まれにくくなります。みんながフラットに関わり合い、どんな子も自分の発見を堂々と語りあう雰囲気を醸し出し、個人、そしてグループでの学びの意義に気づかせるのも Feel度Walk の大きな役割だなと再確認しました。

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11月6日(土)東京・野川公園 Feel度Walk

We are Generators ジェネレーターいらっしゃいに  11月24日(水)に登場する松木ゆう子さんを中心に、9月のジェネレーター自由研究で江戸城「知」図についてプレゼンした古川さんなど、何人かの We are Generators メンバーが一緒になって、親子 Feel度Walk & ただゆるりと遊ぶ会を行いました。

今回は親子はバラバラになり、大人は大人で勝手に歩きます。子どもとともに歩くのは、ジェネ仲間の大人たち。子どもは自分の親以外の大人とともに気楽に歩くのです。親たちは、わが子のことなどしばし忘れて、ぼーっと過ごすもよし、なんとなく気になる、しょうもないこと(笑)を探しながら歩いてもよし。普段できない「解放」された時間をにひたります。

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大人が子ども時代に戻ったような無邪気な気持ちでモグラの穴探しに夢中になる一方で、子どもたちは地面やら草むらやらでいろんなものをみつけては大喜びです。

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午前中いっぱい歩いてお腹がすいてまずはランチ。その後、子どもたちが画用紙に絵で描いた「発見」をシェアします。

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いろんな色の種をつぶしてどんな色になるか試したり、いろんなかたちの木や枝や葉っぱを集めたり、子どもたちは勝手にいろいろな実験をし、それをスケッチに表わしていました。

その後も、子どもたちは発見の旅を勝手に続けながら、自由に遊びまわります。大人たちはさらにリラックス。心も体も癒やされながら、発見のワクワクと好奇心の Feel度が高まる午後になりました。

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「おっちゃん、これみつかったよ!」

「なんか楽しいよなあ」

特にすごいことも、派手なこともない、なりゆき任せの時間に身を委ねます。これって実はとっても贅沢な時間の過ごし方かもしれませんね。

こうした企画をこれからもジェネ仲間はどんどん勝手に勧めてゆきます。その企画に乗っかるもよし。自分で企画しちゃうのもよし。あなたのお住まいの地域で、あなたの知り合いを巻き込んで、あなたの会社・学校で、 Feel度Walk をしてみたい人はぜひ声をあげて、とりあえずやってみてください。それこそがジェネ精神です。もちろんその場合は仲間がサポートに行きますよ!

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