探検する心は日常の何気ないちょっとしたことに目を向けることから開かれる。どこか特別の場所に行かなくてもあなたの身のまわりを探索してみる。そんな心を揺さぶる本を選びました。
子ども向けの10冊
もちろん大人にも読んでほしい。子どもと一緒に面白がって読みたいですね。
1:かこさとし「かわ」(福音館書店)
2:甲斐信枝『雑草のくらし』(福音館書店)
3:伊沢雅子・著、平出衞・イラスト『ノラネコの研究(たくさんのふしぎ傑作集)』
(福音館書店)
4:ブルーノ・ムナーリ(著)須賀敦子(翻訳)『木をかこう』(至光社)
5:群馬直美『街路樹 葉っぱの詩』(世界文化社)
6:岡本信也・岡本靖子(文・絵)伊藤秀男(絵)『町のけんきゅう 世界一のけんきゅう者になるために』(福音館書店)
7:中谷宇吉郎『雪は天からの手紙 中谷宇吉郎エッセイ集』(岩波少年文庫)
8:ファラデー(著)三石巌(翻訳)『ロウソクの科学』(角川文庫)
9:パウロ・コエーリョ(著)山川紘矢・亜希子(翻訳)『アルケミスト』(角川書店)
10:寺田寅彦『科学と科学者のはなし 寺田寅彦エッセイ集』(岩波少年文庫)
大人向けの10冊
1:トリスタン・グーリー『日常を探検に変える ナチュラル・エクスプローラーのすすめ』
(紀伊国屋書店)
2:ヘンリー・ソロー(著)山口晃(翻訳)『歩く』(ポプラ社)
3:レイチェル・L・カーソン(著)上遠恵子(翻訳)『センス・オブ・ワンダー』(新潮社)
4:レベッカ・ソルニット(著)東辻賢治郎『ウォークス 歩くことの精神史』(左右社)
5:ブラッドリー・L・ギャレット(著)東郷えりか(翻訳)『「立入禁止」をゆく 都市の足下・頭上に広がる未開地』(青土社)
6:赤瀬川原平(著)赤瀬川尚子(編集)『世の中は偶然に満ちている』(筑摩書房)
7:鷲田清一『京都の平熱 哲学者の都市案内』(講談社学術文庫)
8:宮本常一『民俗学の旅』(講談社学術文庫)
9:吉村昭『史実を歩く』(文春新書または文春文庫)
10:ヒュー・ルイス=ジョーンズ、カリ・ハーバート(著)和田侑子(翻訳)『冒険家たちのスケッチブック 発見と探検のリアルグラフィックス』(グラフィック社)